アイスを食べよう。

1年でアイスを1,000個目指します、が、すでに出遅れ。5月7日がXデー。下方修正かな...

明治 エッセル スーパーカップ 超バニラの続きのお話し

前日のブログ記事が、エッセル スーパーカップ 超バニラについて

"『変革のアイスクリーム』(新井範子・ダイヤモンド社の「第5章 BIGサイズでストレートに訴求」の1事例として出てきます。"

と言い残して終わってしまいましたので、その続きを。

nobu0507.hatenablog.com

 

スーパーカップの誕生の背景には、今はロッテと提携しているレディーボーデンとの提携解消があったとのこと。元々明治と提携していたんですね、レディーボーデン

 

26年前の1991年に発売された『エッセル』。1994年にはモ200mlの『エッセル スーパーカップ』としてモデルチェンジ。昨日も紹介しましたこちらの明治のホームページにもあるように、味の濃さが「スーパー」、ボリューム感が「スーパー」で、「スーパー」と名付けたそう。

www.meiji.co.jp

 

発売から20年で30億個以上を売り上げたという『エッセル スーパーカップ』。

アイスクリームと言えばバニラという中で、トッピングやフレーバーで差別化を図るのではなく、純粋にバニラとして製品開発にこだわり、そしてその基本的価値を顧客に届けることに集中したことこそが成功要因ですね。

味 × ボリュームでの差別化。差別化の根源はレディーボーデンとの提携で培ったスーパープレミアムの技術。シンプルだけど強い。

 

 

アイスクリームは、一般に①アイスクリームと②氷菓に分類されます。①アイスクリームはさらに、乳性分(乳脂肪分・乳固形分)の量によって(1) アイスクリーム、(2) アイスミルク、(3) ラクトアイスに分類されます。

www.icecream.or.jp

 

濃厚な味を求めると、ふつうは乳脂肪分がもっとも多く含まれ、コストもかさむ"アイスクリーム"になりがち。しかし、バニラの「濃厚な風味」「シャープなキレ」を追求した結果、乳脂肪分をゼロに抑え、さらには空気の含有量であるオーバーランをプレミアムアイス並みに抑えたバニラを開発。結果として、200mlのボリュームで採算が合いながらも、重量感のある「なめらかな舌触り」の濃厚なバニラアイスクリームの商品化につながった。

エッセル スーパーカップ 超バニラ』は、明治の技術が創り出したイノベーティブなバニラだったのですね。

 

「おいしさプレミアム級」(2000年)

「おいしさ新基準」(2001~2005年)

「バニラの王道」(現在)

といったフレーズでスーパーカップの価値をストレートに訴求。

 

途中のモデルチェンジのタイミングでブラッシュアップしたことが想定されますが、

  • 「濃厚な風味」「シャープなキレ」「なめらかな舌触り」という品質コンセプト
  • 「味の濃さがスーパー!」「ボリューム感がスーパー!」の2つのスーパーというマーケティングコンセプト
  • これらに基づく商品設計
  • それを実現した高度な技術

があってのヒットなんだなぁ。

 

感想。やっぱり小手先のマーケティングだけではダメで、スーパーカップのように中身のクオリティがあって初めて成功する。中身のクオリティを実現する技術は偶然得られることもある。

まるで人生訓。人生、本質を追わないといけないですね。はい。大変勉強になりました......

 

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